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海峡の裏町文化塾

昨日、ふく卸問屋のクライアント様からお誘いを受けまして、

『第5回 海峡の裏町文化塾』

に参加しました。

会場は、唐戸にある『料理屋瀬戸内』

創業40年という老舗でございます。

 

演題は、

『ふくと市長』

 

講師は(勘の良い方はお気づきかと思いますが)

下関市長

『中尾友昭 氏』

でした♪

私の勝手なイメージで、市長になられるようなお方は、

お固い感じの

人なんだろうなぁ。。。

と思ってました(これ市長に言いました。)が、実際は、

気さくで

おもしろく、

私のような若輩者にも、気を配ってくださる素敵な方

でした。

 

市長のお話は、

1.『ふく市長の自己紹介』

2.『ふくと下関』

3.『ふぐの歴史』

4.『「ふく」か「ふぐ」か』

5.『「ふく」のまちづくり』

6.これからの「下関ふく」

の6項目、1時間の間、『ふく』と『下関とふくの歴史』についてしっかり学ぶことができました♪

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↑ふく調理師の免許を持つ中尾市長自ら、ふく刺しを引くシーンも!

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↑市長の引いたふく刺

 

市長のお話の中でとくに印象に残ったのは、

『ふぐ』じゃない

『ふく』だ!!ということです。(市長もものすごくこだわっておられました。)

 

「ふく」呼ばれる所以は、いくつかの説があるそうです。

・韓国語起源説(韓国語の、ポク(日本語でふく)が起源)

・ひょうたんのように膨れるため、「ふく」

・ふくは海底の砂を吹いて、餌を捕獲することから「ふく」

・平安時代の文献に『布久』というように記載されていることから、「ふく」

市長は、韓国語起源説を推してましたが、個人的には4番目推しです。

 

それではなぜ、『ふぐ』という呼び名が一般的になったのかというと、

関東の人が『ふく』という発音が苦手だったから、なまって『ふぐ』になったとのこと。

(とっても要約して書いてますので、微妙に違うところもあるかもしれませんが、そこは愛嬌ということで…)

 

そのほかにも、下関とふくの今後について、観光客誘致について等、

いろいろ興味深いお話を聞くことができ、大変有意義な時間となりました。

 

この文化塾を通じて、

下関について学べたことも然ることながら、

市長や人生の諸先輩方にビールを注いでいただき、

いろいろ見識を深める機会をいただき、

老舗『料理屋瀬戸内』のとらふぐの刺身なんて身の丈に合わないものを食べる機会をいただき、

なによりも、

下関をもっと盛り上げたい!!!

という熱い想いを抱く、

たくさんの人々とのご縁をいただいたことに感謝です♪ (同席させていただきました、みなさまありがとうございました。)

 

このような機会を与えてくださった、H様ありがとうございました。

(いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。)

 

追伸:皆様、『ふぐ』じゃありません!『ふく』ですよ!!!

一日一善 日々成長   2011/10/28